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MOCAの技術

 

MOCAに採用されているペルチェ方式とは

ペルチェ方式とは、ペルチェ効果(異なる金属を接合したものに電圧をかけて電流を流すと接合部分で熱移動が起こる効果)を利用し、温度移動を行わせて冷却をする方式のことで、この冷却装置は小型で振動や騒音を発生させないという特長があり、また、非常に精度が高い温度管理能力を持ちます。

他の冷却方式との比較

ペルチェ方式


環境にやさしいノンフロン
静音で振動がない
経年劣化が少なく長寿命

冷媒フロンを使用していないため、ガス漏れの心配がなく、環境にも配慮。
電流の方向を変えることで冷却・加熱を行う為、振動や騒音がありません。また、劣化、破損する部品を必要としないため、冷却手段としては寿命の長い(※)方式です。

ペルチェの耐用年数:使用環境により異なりますが、およそ34年程度です。

コンプレッサー方式


フロンガスを使用
駆動音や振動が大きい
庫内が乾燥しやすい
冷却力に優れている

冷媒の気化熱を利用する方式で、冷却力に優れているため、開閉頻度の高い冷蔵庫・ショーケースなどに向いています。駆動音や振動が大きいこと、庫内が乾燥しやすいこと、オゾン層を破壊するといわれているフロンガスを使用していることなどが、デメリットとしてあげられます。

アンモニア吸熱方式


フロンガスを使用
静音で振動がない
経年劣化が少なく長寿命

コンプレッサーと同様に冷媒の気化熱を利用する方式。冷媒にアンモニアを使用。コンプレッサーと比較すると静音で振動もほとんどありません。経年劣化が少ないため、長い期間使用できますが、冷却力はコンプレッサーに劣ります。

環境に配慮したノンフロン

MOCAはペルチェ方式を採用しているため、気化熱を利用する冷却方式で使われるフロンガスを使用しません。オゾン層を破壊する冷媒フロンを使わない、環境に配慮したノンフロンの冷温庫です。そのため、廃棄時にフロン回収費用が発生することもありません。
 

静かで安定

温冷対応のMOCAでは、ペルチェ方式を採用。そのため、コンプレッサー方式のような起動音や振動音がほとんどなく、静かで安定した運転を保つことができます。ちょっとした音でも気になるようなサロンなどにも最適です。