外国人が驚く日本文化

東京オリンピックも日に日に近づいてきましたね。
テレビやネット上でも東京オリンピックの話題が増えてきました。
外国人を絡ませたTV番組なども多く、実際に日本への訪日外国人もどんどん増えているようです。外国人から見て、日本の驚くカルチャーというと、
ウォシュレット、自動販売機、コンビニ充実、並ぶ文化、私物を置きっぱなしで席を離れる、回転寿司、アニメ、マスクをしている人が多い、お風呂や温泉文化、電車が時刻通り運行、ハンコ文化・・・
などのワードが並びます。その中から今回は食に関わるものをみてみましょう。

1.おしぼり文化

おしぼりは外国人に非常に高評価のようです。
日本国内で外食すると布や紙のおしぼりが出てくることが多いですね。
このように食前や食後におしぼりで手を拭くという文化、さらには、夏はひんやり、冬はあつあつの布製のおしぼりが提供されるなど、季節や環境に応じたおもてなしとして提供されている文化も、外国人からみると希有なようです。
ちなみに外国ではおしぼりという概念自体がないため、日本語でたった四文字の「おしぼり」を一言で言うことができません。
英語で表現するとすれば、hot wet towelやcold wet towelでしょうか。

2.「いただきます」と「ごちそうさま」

日本では普段、朝昼晩の食事の時だけでなく、例えば外でソフトクリームを食べる時やおやつを食べるような時でさえ、何気なく「いただきます」「ごちそうさま」を言っていますね。
これも外国人からみると非常に珍しい行いのようです。でも日本人の私たちからすれば、例えば夕食時に家族が揃って食べ始めるときに、「いただきます」は、一種の掛け声的になっていて、もしこの「いただきます」がなかったら、それぞれ何も言わずに勝手に食べ始めるのか…と思うとちょっと不思議な気もします。

3.料理の順番がない

フランス料理など特にヨーロッパでは、料理の順番やナイフ、フォークなどの順番までも決められていることが多いです。
それに対し、日本料理では、一部、食べる順番が決められている場合もありますが、定食のように、ご飯、みそ汁、焼き魚、おしんこなど一気に並べられて提供されることも多いです。
そして基本的に並べられた料理はみなさんもそれぞれ思うように好きな順番で食べていますよね。

4.食器を手で持って食べる

ご飯やお味噌汁、牛丼やかつ丼などの丼もの、お蕎麦やうどんなど、とにかく日本では器を手にもって食することが多いですよね。
外国ではこのような食べ方はあまりしないようです。
確かに、洋食屋さんでは私たち日本人でも器を持ち上げて食べることは少ないないですね。
余談ですが、日本の家庭では、器や箸など自分専用のものを所有することが多いですが、これも海外では珍しいことのようです。

5.お皿やお椀、箸などの見た目の美しさ

日本食の特徴として、割烹などをみると料理自体のおいしさだけでなく、繊細な見た目を重視していることがわかります。
それと同時に、食される器や箸などにもその思想が反映されています。
料理や器などで季節感を演出する日本食は外国人からも美しいと評判です。
最近はインスタ映えなどの言葉がありますが、美しい日本の料理はまさに外国人からすると異国情緒あふれる「インスタ映え」するものなのかもしれません。

このように、外国人からみた日本の食文化はまさに異文化であり、興味深いようです。

おもてなしは日本のものだけではなく、例えばフランスではメートル・ドテル※という職業があるくらい、お客様を大事におもてなす、という文化がありますが、こういった人がいるのは格式高いレストランで、日本のように小さな喫茶店でおしぼりが出てくるのは、海外の人にとって、目新しいものなのかもしれません。

※メートル・ドテル:給仕を行うサービスの責任者、格式高いレストランなどで、接客全般を指揮する立場の人。(細かく言うともっと色々あると思いますが・・・)

「おしぼり」は、おもてなしを具現化する日本の文化として、世界に誇れるものです。今後ますます増える外国人へのおもてなしのひとつとして、今一度、おしぼりの提供の仕方やおしぼりの種類などを見直してみるいい機会かもしれませんね!

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